既製品では叶わない統一感|造作家具で生まれる美しい店舗空間
店舗デザインにおいて、空間の「統一感」はお客様の印象を左右する重要な要素です。
どんなに高価な家具を置いても、色味や質感がバラバラでは“落ち着かない”印象を与えてしまいます。
一方で、壁面やカウンター、収納、建具までがひとつのデザインでまとまっている店舗は、それだけで洗練された雰囲気を感じさせます。
この“美しい統一感”を実現する鍵が、**造作家具(ぞうさくかぐ)**です。
札幌市で内装工事・建具製作を手掛ける株式会社ふくろうでは、自社工場での家具製作を通じて、店舗の世界観をトータルにデザイン。既製品では実現できない調和のとれた空間づくりを行っています。
1. 造作家具とは?
造作家具とは、空間に合わせて一から設計・製作する“オーダーメイド家具”のこと。
壁や柱の寸法にぴったり合わせて作るため、無駄な隙間がなく、まるで最初からそこにあったかのように自然に馴染みます。
一般的な既製品家具とは異なり、サイズ・素材・色・仕上げ・金物の形状まで自由に決められるのが特徴です。
「この壁いっぱいに収納棚を作りたい」「このカウンターの高さに合わせて棚を設置したい」など、店舗ごとのニーズに応じた設計が可能。
特に飲食店や美容室、物販店のように限られたスペースを最大限に活用したい場合、造作家具は最適な選択肢です。
2. なぜ造作家具が“店舗デザイン”に向いているのか
① 空間全体の統一感が出る
既製品の家具を組み合わせると、どうしても色や素材に差が出ます。
たとえば、カウンターは木目、棚は白、建具はメラミン——このように素材が混ざると、空間の印象が雑然としてしまいます。
造作家具なら、カウンター・収納・建具を同じ素材で仕上げることが可能。
株式会社ふくろうでは、自社工場で同一の化粧板や突板を使い、空間全体のバランスを考えたデザインを提案しています。
統一感のある素材選びは、視覚的なまとまりを生み出し、「高級感」「安心感」「信頼感」といった印象につながります。
② 限られたスペースを最大限に活用できる
店舗は、バックヤードやスタッフ導線など限られたスペースを効率よく使うことが求められます。
既製品ではサイズが合わなかったり、壁の凸凹に対応できなかったりすることも多いもの。
造作家具なら、ミリ単位で設計できるため、壁の端から端までぴったり収まる美しい仕上がりに。
デッドスペースを活かしながら収納を確保できるため、見た目も機能も両立します。
③ 店舗のブランドイメージを高める
店舗は、商品やサービスだけでなく「空間」そのものがブランドを語る時代です。
たとえば、木の温もりを感じるカフェならナチュラルな木目調、モダンなバーならブラックメラミンやアイアン脚を取り入れるなど、造作家具によってブランドの世界観を空間で表現できます。
既製品では出せない“質感”や“オリジナリティ”が、店舗の個性となり、お客様の記憶に残る空間をつくります。
3. 自社工場で製作する「株式会社ふくろう」の強み
札幌市の株式会社ふくろうは、内装デザインから建具・家具製作までを一貫して行う体制を整えています。
自社工場での製作により、コストを抑えつつ高品質な仕上がりを実現。外注では難しい細部の調整も可能です。
■ 自社製作のメリット
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無駄な中間コストがかからない
外注業者に頼らないため、見積もりが明瞭で、費用を抑えながら品質を確保できます。 -
デザインと施工の連携がスムーズ
図面作成から現場取付まで社内で完結できるため、設計意図がそのまま形になります。 -
仕上げの統一感が高い
建具・カウンター・収納などを同じ職人が仕上げるため、色味や質感の差が出ません。 -
短納期にも柔軟対応
自社工場だからこそ、納期調整や仕様変更にも即応可能です。
4. 実際の施工事例から見る“統一感”の力
■ しゃぶしゃぶ店「菜々亭」(札幌市中央区)
老朽化したカウンターをメラミン上張りでリニューアル。
ボロボロだった表面が美しく生まれ変わり、店舗全体の印象が一気に明るくなりました。
また、個室の建具やお一人様カウンターを同じ化粧板で仕上げ、統一感のある落ち着いた空間に。
木目の温もりと現代的な質感を両立させたデザインで、「ゆっくり食事を楽しめる雰囲気」に仕上がりました。
■ 白石区・オフィス収納造作
事務所の壁一面にフロートテレビボードを造作。
床から約20cm浮かせた設計により、掃除がしやすく、空間が広く見える工夫を施しました。
さらに、冷蔵庫を囲う収納を同じ化粧板で製作。
生活感を抑えたデザインで、機能性と統一感を両立しました。
会議テーブルも同素材で造作し、全体に一体感を持たせています。
■ アクロビュー藻岩マンションリノベーション(札幌市南区)
玄関・キッチン・リビングをトータルで設計。
突板エイジング塗装の壁が印象的なアクセントとなり、空間全体に上質な雰囲気を演出。
ワークスペースやリビングドアも同系色で統一し、暮らしとデザインが調和した空間へ。
店舗・住宅を問わず、統一感のある設計がもたらす“心地よさ”を体感できる施工例です。
5. 素材選びで変わる印象とコスト
造作家具の魅力は、素材を自由に選べる点にもあります。
目的や店舗の雰囲気に合わせて、次のような素材を組み合わせることで、コストとデザインのバランスを取ることができます。
| 素材 | 特徴 | 向いている店舗 |
|---|---|---|
| メラミン化粧板 | 傷・汚れに強く、色柄が豊富 | 飲食店、オフィス |
| 突板 | 木の質感がリアルで高級感あり | カフェ、サロン |
| モルタル調仕上げ | 無機質でモダンな印象 | バー、ギャラリー |
| アイアン × 木材 | 素材コントラストで個性を演出 | カジュアルレストラン |
株式会社ふくろうでは、店舗のコンセプトに合わせて最適な素材を提案。
「見た目」「耐久性」「メンテナンス性」を総合的に考慮し、長く愛される空間をつくります。
6. 造作家具の導入ステップ
初めての方でも安心して導入できるよう、ふくろうでは以下の流れで丁寧に対応しています。
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ヒアリング・現地調査
店舗のイメージやお悩み、動線などを詳しくヒアリング。 -
プラン提案・見積り
素材やレイアウト案をもとに最適なデザインをご提案。 -
自社工場での製作
図面通りの精密な家具を製作。仕上げも職人が丁寧に行います。 -
現場施工・取付
内装とのバランスを見ながら設置。最後まで責任をもって対応します。 -
アフターフォロー
取付後の調整やメンテナンスにも柔軟に対応。長く快適にご使用いただけます。
7. まとめ|“造作家具”で空間を整えるという選択
店舗の印象を左右するのは、インテリアの統一感です。
既製品家具を寄せ集めただけでは、どうしても空間に“ちぐはぐさ”が残ります。
一方で、造作家具を導入すれば、素材・サイズ・色味・デザインがすべて調和した空間を実現できます。
それは単なる「家具」ではなく、お店の世界観を形にする空間デザインそのものです。
株式会社ふくろうは、札幌市を拠点に店舗・オフィス・商業施設の造作家具・建具製作を多数手がけています。
自社工場での一貫製作により、既製品では叶わない統一感と品質をお約束します。
📍 株式会社ふくろう
札幌市を拠点に、店舗・オフィス・住宅の内装工事、造作家具・建具製作を行っています。
デザイン性・機能性・コストのバランスに優れた空間づくりをご提案いたします。
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